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広く公募し、大学、国立研究機関等と宇宙開発事業団が連携して、ミッション機器に係る先端技術の研究に着手する。
(8)宇宙インフラストラクチャーの分野
〔輸送系〕
?開発
a.M-Vロケットの開発
第21号科学衛星(ASTRO−F)を平成14年度に打ち上げることを目標に、M−Vロケットの開発を引き続き進める。
b.H-?ロケットの開発
環境観測技術衛星(AEOS-?)の開発計画の変更に伴い、H-?ロケット7号機の打上げ年度を平成11年度に変更し、引き続き開発を進める。
c.H-?Aロケットの開発
2トン級の静止衛星打上げ能力を有するH-?Aロケットについて、平成11年度に欧州宇宙機関(ESA)の先端型データ中継技術衛星(ARTEM1S)を打ち上げることを目標としたH-?ロケット試験機1号機、平成12年度にデータ中継技術衛星(DRTS−W)を打ち上げることを目標としたH-?Aロケット2号機の開発に着手する。
d.J−Iロケットの開発
光衛星間通信実験衛星(0ICETS)の開発計画の変更に伴い、J-Iロケット2号機の打上げ年度を平成12年度に変更し、引き続き開発を進める。
e.宇宙往還技術試験機(HOPE−X)の開発
従来のロケット技術による輸送コストと比べ、大幅なコスト低減が可能な再使用型輸送系の技術基盤育成の一環として、無人有翼往還機の主要技術の確立を図るとともに、将来の再使用型輸送機の研究に必要な技術蓄積を図ることを目的とした宇宙往還技術試験機(HOPE-X)について、軌道再突入試験、極超音速飛行実験、小型自動着陸実験等の成果を反映し、H-?Aロケットにより、平成12年度に打ち上げることを目標に開発に着手する。
〔拠点系〕
?開発
a.宇宙ステーション補給システムの整備
宇宙ステーション補給システムは、宇宙ステーションの運用の一環として、我が国の輸送系により宇宙ステージョンヘの物資補給に対して、応分の貢献を行うものであり、平成13年度にH-?Aロケットにより技術実証機を打ち上げることを目標に整備に着手する。
〔支援系〕
?開発

 

 

 

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